2024年アメリカ大統領選挙決着
- sjunko
- 2024年11月6日
- 読了時間: 3分
ネバダ州の選挙結果を報告します。
2024年11月5日の選挙ではクラークカウンティ、地図青色部分、いわゆるラスベガスという区域以外で、
Trump氏の圧倒的勝利が見られました。証しに、ラスベガス、ヘンダーソンでヘア勝利を祝った人々が花火を上げていたと聞きました。
ラスベガスはカリフォルニアについで、食料品の高騰が見られた州といつかのブログで報告しましたが、そのほかにも車の保険料はカリフォルニアより高いと言われています。過去4年間でのガソリン価格、公共料金などの高騰を考えると、2025年から直ちに変化を目撃できる事を期待したいです。

さて、同日11月5日に発表されたエコノミストの意見を引用した不動産報告もご紹介しておきます。
住宅金利について
住宅ローンの金利が6.5% を下回ると、需要が増加し、リスティング期間が短縮します。住宅市場は金利に非常に敏感です。8月末に金利がついに6.5%を下回ると、今年のそれまでと状況は一変しました。9月中旬には、金利は今年底値である6.11%となり、2023年2月以来の最低水準となりました。しかし、10月は住宅ローン金利が反転し、10月1日の6.2%から現在は7.04%に上昇しています。この上昇は、経済指標の強さ、投機動向、選挙後のポジショニングによるものと言われていますが、金利の動向は引き続き見通しが透明でなく不安定です。しかし、金利が6.5%を下回ると、住宅市場は活況を呈し、保留中の販売数が増加し、売却を選択する住宅所有者が増え、成約件数が増加するという事を記憶しておいてください。
リスティングに関して
過去 2 週間で、売り出し中の物件数は 81 戸減少し、全体で1% 減の 7,635 戸となりました。昨年のピークは 11 月 30 日で、今年より 6 週間遅い時期に 5,710 戸でした。昨年との大きな違いは、住宅ローン金利が非常に高かった事です。10 月には 8% を超えていました。
今年の物件数のピークは 7,716 戸で、昨年より 35% 多い数字です。
昨年と同様に、元旦まで物件数は急落すると予想されています。
2025年初めの物件数は約6,000戸と見込まれており、これは2023年初めの数値より50%多い予測です。
11 月と 12 月は市場に出される住宅数が最も少なくなる時期です。また、売却に至らなかった物件の多くの売り手がホリデーシーズンを楽しむため、市場から住宅を一時撤退させることも在庫数の減少につながります。
昨年の同時期の在庫数は5,544戸で、27%の減少、つまり2,091戸の減少となっていました。住宅所有者は、現在低い固定金利で住宅ローンを組んでいるため、引っ越しを控え、自宅にとどまる傾向が強まっています。
10月には、クラークカウンティで3,999戸の新規売り物件が市場に参入しました。これは、コロナ前の3年間(2017年から2019年)の平均よりも510戸少なく、11%の減少となります。昨年10月の新規売り物件数は3,326戸で、今年より17%少ない数値でした。今年は昨年と比べ、売却を希望する売り手が増加しています。
以上、ご売却をご検討、ご希望の方はご参考にしてください。良い物件の場合少ない在庫数の中で輝く事も可能です!


































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