2025 夏 南ネバダ州経済の最新トレンド
- sjunko
- 9月11日
- 読了時間: 3分
本日は9/11は、米国で決して忘れる事のできない日です。
多くの犠牲者や、そのご家族、関係者の方々が想像を絶する深い悲しみを背負われました。ニュースを通してでのみ知る私のような物者との間には、温度差があるのも事実だと思います。それでもせめてもの黙祷を捧げたいと思います。
さて、2025年夏の南ネバダに関する最新経済報告と今後の計画について、Applied Analysis社からレポートが発表されました。
同社は、LVR(ラスベガス・リアルターズ)から委託を受け、主要な経済指標の要約と分析を行っている会社です。
関連データは、AA社の社内データベースに加え、州政府および地方自治体を含む国、地域の公的機関から提供を受けています。訪問者数およびその他の観光関連データについては、ラスベガス観光局(Las Vegas Convention and Visitors Authority)が提供しています。
先ずは人口です。
以下クラークカウンティの人口推移を示しています。遂に240万人を突破し、間違いなく、MLB メジャーリーグの球団が進出しても不思議でない規模の都市になりました。

ラスベガスに移住してくる人々の出身州で最も多いのは、やはりお隣のカリフォルニア州です。圧倒的に多く、全体の37%を占めています。背景には、政治的要因に加え、高い税負担、治安への不安、さらには住宅価格や生活費、医療費、各種保険の高騰といった事情があるようです。こうしてラスベガスに移住
された方々の中には、暑い夏や寒い冬の期間は他州で過ごし、引退後を存分に楽しんでいる方々も少なくありません。
一方で、東海岸の人々の引退先といえばフロリダだと思っていましたので、移住元の第2位フロリダ州というのが個人的に少し意外でした。ただ、ネバダ州のように湿気が低く、連日青空の気候は、心身共に過ごしやすさを感じさせるのかも知れません。

次にラスベガスでの今後の新しい開発計画をご紹介します。
観光業に関してはストリップ周辺に多くの計画(青色)が集中しています。そして、交通機関(緑)、観光産業以外の開発(赤)、そして新築住宅開発(黄)の計画も進められています。
これらの開発に合わせて、投資物件や住宅のご購入を考慮されると良いかも知れません。

上記の開発が具体的にどのようなものであるかを以下でご確認ください。
私はGreenlink Nevadaを聞いた事がなかったので、調べてみましたら、次の様な情報が見つかりました。
”Greenlink Nevadaとは、NV Energyが主導のイニシアチブで、ネバダ州内の再生可能エネルギーの送電網を構築するための電力線を敷設する計画です。ロビンソン・サミットからラスベガスにかけてのルートを開発し、太陽光や風力発電といった再生可能エネルギー源からエネルギーを収集し、ネバダ州内でより広く利用可能にすることを目的としています。”
ラスベガスではNV Energyが事実上の独占企業であり、夏場の電気料金は非常に高額です。この企業に対して政府から42億ドルもの援助が出ているのであれば、もう少し庶民にとって現実的な電力料金を期待したいところです。
また、Sonny Summerlin Studiosはハリウッドから移住された俳優のマーク・ウォールバーグ氏が主に推進していると言われています。日本に住んでいた頃の様にアメリカのテレビドラマや映画を日常的に全く見ることはなくなったものの、このような開発計画はやはり嬉しいニュースです」。

P.S. 最後に、今年の春に我が家にやってきたMookieを紹介します。
子犬の可愛い時期(写真右)は数週間ほどで、現在生後7ヶ月。あっという間に成犬の体格に成長してしまいました。
因みにムーキーという名前はロサンゼルスドジャーズのムーキーベッツ選手から頂きました^^。






































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