ラスベガス不動産ニュース|2025年5月
- sjunko
- 5月21日
- 読了時間: 3分
皆さま、こんにちは。
本当に光陰矢の如し、こちらのブログも間が空いてしまい申し訳ありませんでした。
今年のラスベガスは、5月に入っても理想的な気候が続いています。2週間前には久しぶりのまとまった雨が降り、砂漠の街にとっては貴重な恵みとなりました。雨音を聞きながら過ごす静かな時間は、まさに贅沢なひとときでした。
さて、不動産市場に目を向けると、アメリカ全体では売り物件の在庫が増加し、売却までに時間がかかっていること、また需要の低迷が報告されています。カリフォルニア州やネバダ州でも同様の傾向が見られ、ここクラークカウンティ(ラスベガス)では、在庫が前年比77%増、需要は11%減となっています。
✅ 住宅市場の最新データ(2025年4月末時点):
オファーのない戸建て住宅:約6,213戸(前年比78.7%増)
オファーのないコンドミニアム・タウンハウス:2,390戸(前年比91.5%増)
■ 戸建て住宅の売却中央値:46万9,000ドル(前年比+2.3%)■ コンドミニアム/タウンハウスの売却中央値:30万2,700ドル(前年比+4.4%、ただし昨年10月の最高値は下回る。
✅ 価格帯別の販売予測日数の変化:以下の表をご覧ください。 昨年に比べ売れるまでに時間がかかっています。
(直近2週間)
$750K~$1M:158日(+16日)
$1M~$1.5M:177日(−19日)
$1.5M~$3M:244日(+32日)
$3M以上:411日(−144日)※高額物件でも販売まで1年以上かかるケースが多い状況です。

📉 金利と需要の関係
需要減退の最大の要因は、依然として高止まりする住宅ローン金利です。月々3,000ドルの支払い可能なご家庭が、金利によって選べる価格帯がどれほど変わるか、以下の例をご覧ください:

金利 | 購入可能価格の目安 |
5.5% | 約698,000ドル |
7.5% | 約511,000ドル |
相当違う物件が選べます。
金利が下がれば、間違いなく需要は回復します。
🇺🇸 関税ニュースと消費マインド
4月2日に発表された関税政策により、消費者心理が冷え込んだという指摘もありますが、私はむしろ今後予定されている減税(法人税・所得税・年金・チップの非課税化など)に期待しています。もしそれが実現すれば、関税の影響は限定的になる可能性もあります。私たちの消費行動は限られた収入内で成り立っており、米国の個人消費クレジットカード残高が過去最高の今、"賢く消費する力"が問われているのかもしれません。
📊 金融市場の不安定さも一因に
金融市場のボラティリティ(価格変動)が、一部の買い手に慎重姿勢をもたらしているとも言われています。ですが、着実に資産を築いてきた方々にとっては、今の“買い手市場”を活用する絶好のタイミングとも言えます。
🏡 今、購入するという選択肢
今後の金利低下を見越して将来的なリファイナンスを前提に、今のうちに選べる範囲から購入するというのは、現実的で賢い選択かもしれません。
ところで🌵 ラスベガスでのリタイア生活に関してお話させて下さい。
ラスベガスは「55+リタイア世代」にとって理想的な場所と言われています。
税制優遇(州所得税なし)
地震などの自然災害が少ない
乾燥した気候で身体がラクになったという声も多いです
なのでまずは1年、55+向けの新築アパートで体験されるのはいかがでしょう?日替わりイベントや静かなプライベート時間、ペットとの生活も楽しめます。実際に11か所以上のドッグパークや、リードなしで遊べる公園もあるようです。ペットフレンドリーホテル(MGMやベラージオ)も充実。病院では犬連れの方も多く、日本語を話せる獣医さん・グルーマーさんもいて安心です。
ご質問、ご依頼のある方はお気軽にご連絡下さい。
P.S. この子が4月から私の新しい家族として加わりました。小さな怪獣です。。。
名前はLA DogersのMookie BettsにちなみMookieです!
お話は山ほどあるのですが、折々お話させて下さい。
本日はこれにて失礼します。



































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