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ラスベガス住宅情報11月

  • sjunko
  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

こんにちは、


そろそろ2025年も終盤に近づいてきましたね。

今年のラスベガスの秋は現在も本当に素晴らしく、過ごし易い気候が続いています。11月半ばの今でもまだ半袖で過ごせるほどの暖かさです。

ただ、来週末に開催されるF1グランプリラスベガスの頃には、少し気温が下がるようです。


観光客減少傾向にあるラスベガスにとっては、年末に向けて良い呼び水となるのではないでしょうか。



それでは、今回は2025年の10月の住宅データが届きましたので、昨年2024年10月と比較しながらご紹介したいと思います。


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一戸建て住宅:

  • 売り物件数: 5,784件 (前年同月比 +37.3%)

  • 新規売り物件: 2,867件 (前年同月比 +22.9%)

  • 販売数: 1,918件 (前年同月比 +12.9%)

  • 中央値販売価格: $475,531 (前年同月比 +5.9%)

コンドミニアム・タウンハウス:

  • 売り物件数: 1,799件 (前年同月比 +50.5%)

  • 新規売り物件: 830件 (前年同月比 +9.9%)

  • 販売数: 540件 (前年同月比  +13.9%)

  • 中央値販売価格: $315,000 (前年同月比 +14.3%)



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一戸建て住宅:

  • 売り物件数: 7,538件 (前年同月比 +30.3%)

  • 新規売り物件: 3,077件 (前年同月比 +7.3%)

  • 販売数: 1,724件 (前年同月比 -10.1%)

  • 中央値販売価格: $474,370 (前年同月比 -0.2%)

コンドミニアム・タウンハウス:

  • 売り物件数: 2,660件 (前年同月比 +47.9%)

  • 新規売り物件: 935件 (前年同月比 +12.7%)

  • 販売数: 492件 (前年同月比  -8.9%)

  • 中央値販売価格: $285,000 (前年同月比 - 9.5%)




一戸建てもコンド、タウンハウスも、販売数が減少しています。



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住宅販売に陰りがあるのは、住宅金利の改善が予想より大幅に遅れていることが主な原因とされています。ともかく、2020年以降の価格上昇については、是非Market Trendsのグラフでご確認ください。昨年の時点では住宅金利は5.5%程度まで下がるとの予測もありましたが、現状は6%も切らない状態です。本日もさらに上昇したと聞きました。年内で6%前後まで下がれば良い方ではないでしょうか。


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こちらはLas Vegas Realtors Fall 2025 Southern Nevada Economic Status and Factsです。

データは2024年のものです。


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確かにラスベガスでは人口、雇用、収入が全体的に増加しています。しかし、平均世帯収入が$75,000である一方、一般的に住宅ローンの年収に対する返済比率は30-35%が目安とされています。


この返済比率にはローンの返済額だけでなく。固定資産税、住宅保険、HOA管理費用、そしてダウンペイメントが20%以下の場合はモーゲージインシュアランスも含まれます。


これらを考慮すると、現在のラスベガスの住宅価格は平均的な収入層にとって現実的ではないという結果が、販売件数の減少につながっていると考えられます。




最後に11月直近の最新データをお知らせします。

一戸建て(Single Family Home )の売り物件数は7,857件と10月のデータから更に増加しました。そして、

販売価格の中央値(Median Sales Price)は$465,000に下落しています。


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在庫の増加と価格の調整が進む中で、今後の動きが注目されます。

金利や雇用の動向次第では、買い手にとっては再びチャンスが広がる可能性もあります。



 
 
 

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